雪組公演「ゾロ」感想
お芝居のほうは初っぱなから大階段。水さんはじめゾロがゾロゾロと踊っていて、『あら、やだ?ここは情熱男だらけの仮面舞踏会?』といった感じでもうウハウハ。その中でもハマコさんてばすぐ分かる。ハマコゾロはいつでもガゾリンハイオク満タンね!ニヤリとした表情がとってもお暑いわ!

そして私はこの絵のポーズが入ったダンスが妙に好きなのです。一番見事なのはきりやんだと思っているんですがゆみこちゃんもかなめちゃんも良かった~!このポーズを目に焼き付けておくだけで妄想でしばらく生きていけますね☆

お話の内容は分かりやすくて、テーマも正義VS悪!ちょっとだけ恋愛あり!ってな感じでした。ゾロが戦うときのゾロソングは微妙に古臭い感じがするのでいっそキムシンさんのように突き抜けた歌詞がいいんじゃないかと余計な事を思ったり。

雪組はスターさんが多いのでどの役も輝きがあっていいですなぁ。

水さんはそりゃもういい男ですし、みんなのヒーローをやらせたらあの沸き出る包容力!スターっぷり!ゾロになってもいい男、普段の姿も好青年!そして心も勝負にも強い。ピッタリです!!水ゾロさんが一人で「ゾロとして生きる~♪」とかなんとか歌っている場面は背景のスクリーンに馬に乗ったゾロが映し出されるのですが、水さんが馬に乗って走ったのか、それとも別の映像なのか、私には恥かしすぎてまともに見ることが出来ませんでした。目の前にこんなに美しい人がいるんだから背景はもっと落ち着いて頂いて良いのですよ~!!

ゾロのチャンバラ登場シーンはドバッと中央に垂れ幕が降りてくるんですが、かなりでかいその垂れ幕。しかもちゃんと「Z」って字も書かれていて。きっとこれインディアンひろみちゃんがコツコツ夜なべして作ったんだわ。長老から「これ、それはZじゃないぞ、Σだぞ」とか言われながら一生懸命頑張ったんだわ、とか思いつつ見ていたらあの垂れ幕も愛おしくなりますね。

ゆみこさんは悪者役、汚れきっているような、でもなんか悪者じゃないと生きられないような。ゆみこさんがやると色々な背景が見えてきますねぇ。冷たい役も良いですねぇ。でもいじめられているゆみこさんも私は大好きですよ!!!!

キムちゃんはあれはもう、上手すぎですね。喋れない役なのに表現が豊かで、でも影として控えめで、最後は泣かせて。かなりおいしいところを持って行ったんじゃないかしら。

かなめちゃんは外見がとにかくパーフェクトです。総督は絶対ハマコさんだと思っていたので、貴族でキラキラした美しいかなめちゃんが出てきてもずえさんビックリしちゃった!!ボンボンで悪役のかなめちゃんがとっても合っていました。あぁっ!!でもやっぱり「さすらいの果てに」の男くさいかなめちゃんが一番好きっ!!!また私を鼻血の海で溺れさせてねぇぇぇぇぇっ!!!!

緒月さんは非常にはまっている感じがするのですが、なんというか、こういったキャラ、こういった服装をデジャブのように何回か見ている気がします。私はね!!きっと包み込む系の愛する男が似合うと思うのよ!!!というか私を包み込んでしまってぇぇぇぇぇっ!!!!むふーーーんっ!!

未沙さんは存在感ありすぎるので2役はしちゃ駄目なんじゃないかしら。何か関係があるのかしらと考えながら見てしまって少しゴチャっとなってしまいました。

となみちゃんはちょっとバカっぽい役をさせたらピカイチだと思います。歌声もセリフも聞き取りやすくって感心感心。卒業を控えている人ってなんとも言えないオーラを放っていますね。すごく綺麗でした。

基本へっぽこ&へタレキャラが大好物なので苦しむ姿にめっぽう弱いもずえさん、芝居ラストのゆみこさんとキムちゃんにメロメロしちゃいましたよ。今回はへたれキャラがいなかったので残念ですが2人のおかげで満たされました。あーぁ、困った顔ばっかりの写真集が出ないものかしらねぇ~(←出ないよ変態め)

展開もポンポン変わってどんどん面白くなっていく感じが見ていて気持ちの良いストーリー。みんながみんな魅力があってどのシーンも飽きが来ないのがアッパレといった感じでした。

お芝居の後はゆみこさんの歌が聴けて、水さんの超早変わりが何回もあって、更にはとなみちゃんのサヨナラ演出もあったりで、ちょっとしたショーのような感じで大満足。ラインダンスも一休さん以外にもちゃんとあって一安心。とっても楽しいお芝居でした。

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