エリザベートに行って来ました。今回は最前列、薔薇の封印・ジャワの踊り子・飛鳥夕映え・エリザベートと月組だけは必ず最前列で観劇しています。やっぱり私は月組が大好きなんだなぁ…。

最前列から見上げるさえちゃんは本当に美しくて美しくてなんかこの世のものじゃないみたい。近くに来ると思わず緊張してしまいます。ドキドキドキ…。口紅が色っぽく光ってて、顔を上げた姿が好きなので下からの眺めはそれはもう夢のよう。さえちゃんの爪はキラキラで十字のデザインがしてあって「おおっこれがさえちゃんのこだわりかな?そこまで手が込んでないところがまた可愛い」と思いながら観察してました。

さえちゃんのトートは日を追うごとに感情が表に出るタイプの演技になってきてますね。すごくエリザベートが好きなんだろうな〜。私はエリザベートという作品はエリザベートの視点で見ているので、これだけ好きな思いが出ると分りやすくて良いですね。あさこさんはいい感じで吹っ切れたのか伸びやかな演技になっていてとても良かったです。とくにシシィが可愛い。ノドが若干弱ってきていたのが心配ですがあまり神経質にならないで伸びやかに演じてほしいです。

ルキーニはどんどん良くなっているのですが、何が良くなった理由なのかな〜と考えていたら、最初ルキーニを濃くするにはもっと大げさな演技が必要なのかな?と思っていたんですが逆にさりげない仕草を男っぽくすることでグッと役に深みが出たと言うかルキーニの性格が見えてきたというか。くどくない演技のきりやんに色気を感じました。おかげできりやんがフトする仕草がいちいちカッコイイこと格好いいこと!そうなのか〜きりやんのルキーニは力が抜けた方が格好いいのかっ!でも基本的に演技はかなりくどめなので常にきりやんに注目していないとなかなかフトした色気は覗けませんのでご注意あれ。私は常に見ていたおかげさまで今回はどっぷりルキーニに惚れて帰ってきましたよ。いやー最高だった!

フランツガイチさんはなんか見るたび子犬っぷりがアップしている気が。すごくウルウルした目をしたり無邪気な顔で喜んだりショボンとしたりちゃわゆいにも程があるわけですが。ただ銀橋を渡るとフランツの肌年齢に若干の相違を感じるのですが。でも袖にはけるまでキラキラ笑顔のフランツは大変良かったです。いつかエリザベートに好かれればいいのにね。

革命家チームはいつ見ても本当に濃いです。この人たちこんなに目立っていいのか?という程目立ちます。それもこれもエルマーさららちゃんの熱血演技が原因なんですがね。絶対エルマー血圧200はあります。そんなエルマーと共に頑張っている、なんだかいつも切なそうな顔のみっちゃん、大人なリュウさん、発言権のなさそうな真野すがたちゃんという絶妙な組合せがこの革命家チームを最強のものにしています。これはまり役だよな〜。

途中リュウさんがクルクルっと踊る場面があるのでそれを見るため革命化チームを眺めるのが私の指名なのですが、今回はクルクルだけでなく終始センターは一切見ず革命家ロックオン、最前列なので真横を向きながら革命家の相談を凝視してました。だれも見てないのにすっげぇ熱いんですよこの人たち。一回この存在に気付いてしまうともう見るしかないんです。そして困惑した顔のリュウさんがクルクル回ると私の心もクルクル回るというそんな素敵なシーンなのです!

ミルクの場面ではリュウさんが銀橋を!!銀橋を!!渡ってくれたーー!!キャーキャー!!こんな近くでリュウさんを見れる日が来るだなんて!!ああぁっ!すっごく格好いいってば!!実際「あぁっ」って声が出ちゃったよ!!さえちゃんは好きすぎて目の前を通ると思わずモジモジしてしまいましたがリュウさんはガッツリ凝視です。もう格好良すぎる!生眼鏡!!ああぁっもっと見ていたいのにあっちにいってしまった〜!!ガーン!でも素敵な思い出をありがとう!そしてミルクの場面は生徒さんが銀橋に並んで熱く唄うのですが、私の目の前にはひろみちゃんが来てくれました!子ドルフに夢中な私はもうウハウハウハウハ!!前のめりで唄っているんでもう余裕で触れる距離なんですよ!!おめめパッチリで金髪で眉間にシワなんて作っちゃって!!超可愛い!超可愛い!どうしてくれよう!!この子をどうしてくれよう!!!←どうもしちゃ駄目ですよ!!!奇声をこらえるのに必死なひとときでした。あぁ幸せ。

子ドルフちゃんの場面ではひろみちゃん、歌が少し上手くなっていて、最初の頃のあの危なっかしさが好きだった私はちょっと残念。あの不安定さが良かったのに。でもあのトートに友達になろうと言われても心はやっぱりお母さんにだけしか見ていないという感じの遠くを見た目線が子供っぽくっていいですね。だてにマザコン皇帝の血を受け継いでません。

なにかというとお母さん似と言うよりはトート似だった子供時代を経て、大人になったルドルフはもうそりゃ素敵な青年になりました。闇が広がるではゆうひさんがね〜存在感でまくりです。そのルドルフをリードするさえちゃんのムッフッフって顔もたまりません。私ゆうひさんのパンダのようなタレ目メイクが大大大好きでして、今回ルドルフはパンダメイク爆発!もう最高だ〜っ!!そして今回は最前列なので目の前で閣下と引張り合いっこしてるんですよ!目の前にブーツが!んでプルプルしてて「とりあえず記念に踏んでみてもらおうかっ!」みたいなね。えぇえぇ、そんなことを思いましたとも。ルドルフ君の爪はノーマニキュアで、意味なく爪の半月(白いところ)の大きさを見てました。もっと見るべきところはあるはずなのに、ちょうどいい半月具合でしたよ。

ゆうひさんのルドルフは自我はあるのにそれに見合った力と貫禄が追いついていないルドルフさんで、精神年齢は高そうなのにとにかく力がない。そんなルドルフが閣下や革命家の言葉で甘い夢をみて「♪お〜ざ〜!!!(キラキラキラ)」って唄う時のあの表情がたまりません!!んで結局上手くいかなくてトートの肩にコテンで鼻血ブーッ!いつ見てもいい場面じゃ…。ウットリ。

最後にトートとエリザベートが結ばれるのは見ていてすごく幸せな気分になります。白い服の二人…すごく似合ってます。

フィナーレのきりやんはなんでこんなに格好いいんだろうと考えていたらオールバックだという事に気がつきました。オールバック、リーゼント、前髪サラッに弱い私。現実でオールバックの人がいたら影口ものなのに宝塚ではウハウハ。所変れば品変る(適当な例えだな)。フィナーレではガイチさんの輝きっぷりが並じゃありません、大人の男役の色気がでまくりです。かけ声の時のあの渋い表情とか、動きとかビックリするくらい格好いいです。中心で踊る貫禄たっぷりのガイチさん、はぁっ素敵だった…。

大階段の3人とさえちゃんのシーンはまたきりやんが幸せそうな顔しちゃってねぇ…ゆうひさんがなんともいえない顔しちゃってねぇ…つらいんだよ、つらいんだけど、一番好きなシーンです。そしてエリザベートが終るといつも動けなくなります。なんなんだろうこの吹っ切れない気持ち、一回目の観劇は泣けた、2回目、3回目はもう泣いてません。どんどん信じられなくなるさえちゃんの退団。さよならを意識してない演出がここまでこたえるなんて。だって最後トートの姿なのに額に汗を浮べてるんですよ?それはトートでなくてもうさえちゃんなんです。なのにさえちゃんはフィナーレの最後の最後までトートのまま。もう訳分りません。

はあっ…エリザも好き、さえちゃんも好き、なんか難しいな〜。

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