デイリーノートには沢山ヅカファンがいらっしゃって何人もファントムの感想を書いているので私の感想はいいんじゃなかろうか、というで感想はちょこっとだけです。すいません。ネタバレがあるのでご注意ください。

ファントムはなんといっても悲劇なんでねぇ…忘れていたんですけど私悲劇が得意でなくて…悲しいを通り越し1人暗くなってしまいました。ドヨーン。曲も静かなものが多く、セットも落着いた色相で昔のヨーロッパアンニュイ的雰囲気が出まくりで一層ドヨーン。

たかこさんはミステリアスでもあり可愛くもありそして純粋で美しいファントムでした。顔全然醜くありませんよ。ファントムは好きな人は大好き、そうでない人は全く受け入れずどんどん殺しまくりで、その殺しっぷりがなんだか素敵でした。衣装もゴージャスで良かったです。花總さんは本当年をとらないというかなんというか綺麗ですね〜。歌が上手って役なんでしょうが歌のレベルはそんなに高い方ではないので「天使の声を持つ女性」とうまいこと表現されていました。なるほど。出雲綾さんは1人宝塚じゃないくらいの迫力っぷりで、その役の入り込み具合に観ていて感心してしまいました。101匹のわんちゃんの悪役の女性みたいな雰囲気。樹里さんの役はオペラ座の支配人だと思っていたら実はファントムの父親で、クリスティーヌに「実は父親なんだ!」と告白した時私までもが「ええっ!」とビックリしまいました。もっと若いかと思っていたのに、というかファントム自体若いんですね。どおりでセリフのいい回しがなんだか可愛かった訳だ。自分が親だと隠していたにも関らず突然「父親なんだ」と言っても「そうだったらいいなと思っていた」喜んでもらえるなんてすごい父親です。なんだか矛盾しまくりの役なんですが樹里さんが演じると優しく誠実に見えてしまうわ。とうこさんは2枚目の役だったんですがあまり登場シーンがなくて残念でした。でもドロドロした人間関係の中では一番常識のある役だと思うので出てくると暗い雰囲気が緩和されホッとします。今回の私の癒しはとうこさんでした。

最後は比較的スッキリ分りやすく完結していて良かったです。にしても悲しいお話ですね〜。しかし宝塚の場合フィナーレがあるので悲しい雰囲気も引きずらないでいいですね。ビバ夢の世界。

最近フィナーレのカーテンが降りる時には、拍手をせずに「げへへへへ」と手を振っていることが多いのですが今回は思いっきり笑顔で出雲綾さんが手を振ってくれました。9列目だったので勘違いか、もしくは違う人に振っていたかもしれないんですがほぼマンツーマンのような感じでずっと手を振っていただいてかなり嬉しかったです。最近本当運がいいわ、げへへへへへ。

ついでにこの日は生徒さんもたくさん観劇に来ていらっしゃって前の方には白鳥かすがさん榎登也さん麻月れんかさんなど月組さんが5〜6人ほど来てました。あぁ綺麗じゃのう。

---愚痴---
私の隣に座っていた2人組がやたらめったら宝塚好きなうえ樹里さんマンセーな人で舞台を観劇に来た生徒さんを見て「あれ生徒○○と○○だよね!」など大声で喋っていました。うるせー。しかもよりによってその日は沢山生徒さんが来ていたので休憩中生徒さんの座席チェックでうるさいのなんのって。あの人は何期生だからあんな席なんだとかそんな話し大声でするな。劇が始っても樹里さんの登場場面以外は私語が多いので注意する羽目に。しかもその人!!観劇中一眼レフで樹里さん撮ってるし!おいおい。なんか最低なヅカファンでしたね。最低だ。

この人のせいで微妙に舞台に集中できなかったです。あぁいちいちこんな事を気にする小心者の自分が憎い。

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